別れの後先

2006年12月26日
あの分かれ道に立つ一本木から
舞い落ちる枯れ葉の裏表を見つめると
どうしようもなく泣けてくるのです
寒い日であればあるほどに

その指先は持ち主にふさわしく
とても硬く少しかさついて
それでも触れていたかった
いつまでも触れていたかったのに

あの日別たれたあの時から
もう随分と経ったのでした
けれどそれすらも慰めにならないほど
どうしようもなく泣けてしまうのです

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