街灯

2006年9月29日
悲しみの感覚は重く冷たく
張り付くかのような確かさであるのに、
喜びの感覚は軽く暖かく
なんて不確かなんだろう。

それはまるで、
長い道程に点々と佇む街灯のように
通り過ぎる少しの間だけ
ほの明るく浮かび上がる儚さだ。

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